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かなり古いドラマですが『ハケンの品格』を見ました。

途中で契約社員になったりとか、日本を去ったりとかしながらも、かれこれ15年くらい派遣社員としての勤務経験がある私。

結構人の回転が早い職場にいるので、いろんな派遣さんの出会いと別れがあるのですが、その中の一人の子に『ハケンの品格』はバイブルだから絶対見たほうがいい!とオススメされていて、ずっと気になっていたので見てみました。

このドラマ、名前は聞いたことありましたが見たことは無く、調べてみると

ハケンの品格』(ハケンのひんかく)は、2007年1月10日から3月14日まで毎週水曜日22:00 – 22:54(JST)に、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は篠原涼子*1

もう10年の前のドラマなのですね!

篠原涼子が主役なのですが、他の出演陣もすごいのです!

派遣先の上司に、小泉孝太郎、大泉洋、松方弘樹。同じチームのメンバーには加藤あい、上地雄輔に小松政夫。派遣元の社員は城田優。今見るとすごい豪華なメンバー!

篠原涼子演じる時給3000円のスーパー派遣が、丸の内にある食品会社に派遣されて、そこで起きる日々のドタバタを描いたドラマなのですが、いやー、リアル

ホント、リアルなんです。組織のくろーい部分とか、派遣と正社員のお互いの言い分とか立場とか、抱えてる問題とか悩みとかね。共感しまくりです。

篠原涼子のやることなすことは、ちょっと現実離れしてますがww、すごいリアルな会社生活が書かれているので、次々起こるトラブルやらちょっとした不満やらも気持ちがすごくわかる、そんな普段言えずに我慢してることを、篠原涼子がスパーン!!と言い放ってくれると、超スッキリ!
ストレス解消です!

てか、10年経っても、派遣社員の抱える問題はなに1つ改善されてないし、立場も変わってない。色んなこと考えさせられますね。

今の派遣先も周りは派遣さんだらけで、あきらかに正社員さんたちよりも仕事をしているのに、理不尽に契約切られたりとか。
まー、色々あるわけで、こんな世の中だったら、心を病んでしまう人が増えるのは当然だし、2人に1人がガンになる時代とか言われているけど、ストレス満載の世の中だもん。
病気にならないわけがない。当然だと思ってしまいます。

 

ま、それはいいとしても、篠原涼子が10年前も全然古くないし、キレイ!

1973年生まれ?!43才?!もっと若いと思っていました!!!ってことは、このドラマのときは33才だったんだ?!
ドラマの「大前春子」も1973年生まれの設定だったので、まさに等身大で演じてたんですねぇ~・

派遣の法律も少し変わって、派遣をとりまく問題ももっと複雑に、劣悪になっているし、私のように独身・派遣社員のアラフォーもとっても増えているので、また43歳としての派遣社員「大前春子」をぜひぜひ演じてほしいなと思います。次回作、超絶希望です!!!

ひさしぶりの日本ドラマでしたが、すごい見ごたえありました。ぜひ同じような派遣社員のみなさんにも見てもらいたいし、正社員の人たちにも見てもらいたなーと思う作品です。